児童養護施設訪問記録 – エリザベス・サンダース・ホームで子供たちとBBQしてきた(こどもたちの財団|活動レポート)

2025年8月30日、神奈川県大磯町の児童養護施設「エリザベス・サンダース・ホーム」にて、私が参加している一般社団法人 こどもたちの財団 の活動としてBBQイベントを実施しました。
実施時間は 10:00〜16:00。
子どもたち(2歳〜18歳)と交流してきたので、簡単にレポートをまとめたいと思います。


実施概要

  • 主催/参加:NPO法人 夢の宝箱 | 一般社団法人 こどもたちの財団 | その他
  • 協力:エリザベス・サンダース・ホーム(神奈川県大磯町)
  • 対象:2〜18歳の子どもたち(約60人)

当日の流れ(ダイジェスト)

10:00〜12:00|食材準備
到着後すぐに仕込みへ。私は一緒に参加してくれた妻と二人で食材のカットとハンバーグの仕込みを担当。大人数分の食材準備は想像以上に大変でしたが、スタッフのみなさんの連携で段取り良く進行。

12:00〜14:30|焼き&配膳
「焼く係」と「配る係」に分かれて配膳。私は終始、焼き上がった野菜やお肉を各テーブルへ配膳。

14:30〜15:30|交流タイム
食後は各テーブルを回って歓談。私はある小学生の男の子とポケモンの話で盛り上がり、私のiPhoneに入っているポケモンカードの画像を見せていたら、気づけば周りに小学生・幼稚園の男の子が集合。
左腕に5歳くらいの子がぶら下がる微笑ましい場面も笑
妻は高校生の女の子たちと「女子トーク」で盛り上がっていました。
みんなとにかく素直でピュア。とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

15:30〜16:00|施設見学・片付け
夕方、子どもたちに挨拶をしてから施設を見学。
運営や日常の様子について理解を深めました。


写真掲載について

本レポートでは当日の写真等は掲載しません。これは施設側の明確な要望であり、子どもたちの安全とプライバシーを最優先にするためです(身元特定や外部トラブルの回避を含む)。当日の雰囲気は、文章のみでお伝えします。(次回以降は施設側から事前に許可をいただいた写真を掲載できる予定ですので、お楽しみに!)


私の背景と、この活動の意味

私自身、過去に施設で育った経験があります。
安心して関われる大人の存在や、ほんの少しの特別な体験が、どれほど心の支えになるか、身を持って感じてきました。
いま社会人として、同じように子どもたちに具体的な機会を届けられることにとても大きなやりがいを感じています。
体力的にはとても疲れましたが、それ以上に得られた手応えが大きい一日でした。


社会へ伝えたいこと(関心を行動へ)

児童虐待や貧困、家庭の事情など、児童養護は社会全体の課題です。
まずは正確な情報に触れる日常の会話にのせる無理のない範囲で支える――この3つの積み重ねが現場の力になります。

  • 知る:制度や現場の実情を学ぶ
  • 話す:家族・学校・職場で関心を共有する
  • 支える:寄付・物品提供・イベント参加など、できる形で継続する

今後の予定

10月末に、同じ施設で再びBBQを実施する予定です!
今回の学び(猛暑対策、導線設計、配膳の回転率、交流時間の確保など)を踏まえ、より安全でスムーズな運営にブラッシュアップしていきます。


クレジット

  • 協力:エリザベス・サンダース・ホーム(神奈川県大磯町)
  • レポート:ECHODE/渡辺大喜

子どもたちの安全と尊厳を守りながら、関心を行動へつなげる情報発信を続けていきます。
今回は、その第一歩をあらためて強く実感できた素晴らしい経験になりました。

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