課金する価値のあるAIサービス3選:私が選ぶおすすめAIツール
今回は、実際に私が活用しているAIサービスを紹介します。
AI技術の発展に伴い、私たちの生活や仕事に役立つAIツールが次々と登場していますが、どのサービスに課金すべきか迷うことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私が自信を持っておすすめする3つのAIサービスについて、その特徴と活用事例を詳しく紹介します。
目次
1. bolt.new – コーディング支援の新たな形
まずはじめにご紹介するのは、「bolt.new」です。
2024年10月にリリースされたbolt.newは、StackBlitz社が提供する最新のアプリ開発ツールです。このツールの一番の特徴は、自然言語を使ってアプリケーション開発を行えるという点です。
フロントエンドからバックエンドまで、すべての工程をカバーし、ReactやVue.js、Angularなど多くのフレームワークに対応しています。まるでAIと対話しながらアプリを作っていく感覚で、非常に直感的な操作が可能です。
主な特徴
- 自然言語によるフルスタック開発:日本語を含む自然言語での指示によって、AIがフルスタックのアプリケーションを構築します。
- 多様なフレームワークのサポート:React、Vue.js、Angular、Next.jsなど、ユーザーが好むフレームワークでの開発が可能です。
- AIによるパッケージ管理:必要なライブラリの提案からインストールまで、AIが自動で行ってくれます。
- ワンクリックでのデプロイ:Netlifyを介して、作成したアプリをワンクリックでデプロイできるため、公開も簡単です。
活用事例
私はこのサービスをリリース当初から有料プランで利用しています。特に、開発におけるコーディングの時間を大幅に短縮できる点が魅力で、フロントエンド・バックエンドの両方をAIにサポートしてもらうことで、複雑なプロジェクトでも効率よく進めることができました。
例えば、あるクライアント向けに管理システムを構築する際、要件を日本語で入力するだけでフロントエンドからバックエンドまでの骨組みを生成し、その後必要なカスタマイズを加えることで短期間でプロジェクトを完成させることができました。これにより、開発プロセス全体のスピードが飛躍的に向上し、顧客にも満足していただくことができました。
最低限の必要な要素が揃っており、かなり高品質なものが出力されています。
リンク設定や細かい部分のCSS調整、JavaScriptの動きの調整は必要ですが、大幅にプロトタイプ作成にかかる時間を削減してくれます。
また、普段は私が手動で行っていたライブラリの選定やパッケージ管理をAIが自動的に行ってくれるため、エラーのリスクが減り、常に最新の技術スタックを使用できるのも大きなメリットです。このように、bolt.newは効率的で信頼性の高い開発を実現してくれる頼もしいツールです。
2. ChatGPT(GPTs機能) – 目的特化型の最適なパートナー
これは、OpenAIが2023年11月にリリースした新機能で、ユーザーが独自にAIツールを作成し、特定の目的に合わせてカスタマイズできるというものです。プログラミングの知識がなくても、自然言語で指示を出すだけでカスタムAIを作成できるため、誰でも手軽に使いこなせます。
主な特徴
- ノーコード開発:プログラミング不要でAIツールを作成可能。
- カスタマイズ性:ツールの目的や会話スタイル、アイコン、参照情報などを細かく設定できます。
- 共有と公開:作成したAIは、自分だけの利用や他人との共有、一般公開などのオプションが選べます。
活用事例
私は一例として営業支援にこの「GPTs」機能を活用しています。例えば、顧客との打ち合わせや見積もりの際に「Nolan」という名前のカスタムGPTを使い、ECHODEの料金体系や作業フロー、要件定義などを説明するサポートをしてもらっています。NolanにはECHODEの営業方針や見積方式などの情報をアップロードしており、スムーズで的確な対応が可能です。
このGPTは顧客との打ち合わせ前に事前に要望をインプットしておくことで、会話の中で必要な情報を即座に引き出してくれるため、資料を探す時間を大幅に削減できています。
例えば、ある顧客が求める機能について詳細な見積もりを提示する際、Nolanは過去のプロジェクトデータや料金体系を参照しながら最適な提案を即座に生成してくれました。これにより、顧客に対してスピーディーで信頼性のある対応が可能となり、営業プロセス全体が効率化されました。
このように、目的ごとに特化したオリジナルのGPTを作成でき、営業支援から業務サポートまで幅広く活用できる点がChatGPTの大きな魅力です。
3. Leonardo.Ai – デザインの創造力を解放
最後に紹介するのは「Leonardo.Ai」です。
このサービスはテキストから高品質な画像や3Dアセットを生成できるAIプラットフォームで、特にクリエイティブなプロジェクトにおいてその真価を発揮します。私もロゴデザインやSNS用のアイコン、ホームページのビジュアルなど、デザインが必要な時に毎度お世話になっています。
主な特徴
- テキストからの画像生成:ユーザーが入力したプロンプトに基づき、AIが自動的に画像を生成します。
- 多様なスタイルのサポート:リアルな画像からアニメ風イラストまで、多様なスタイルに対応。
- カスタマイズ性:生成された画像の細部を調整することも可能です。
- 商用利用可:生成した画像は商用利用が認められているので、オリジナルグッズの制作などにも利用できます。
活用事例
私は、2023年の8月からこのサービスの有料プランを継続して利用しています。実際にECHODEのロゴデザインやホームページで使用するプロフィールのイメージ画像をLeonardo.Aiで作成しました。
特に、ロゴデザインにおいては、私が考えるコンセプトをテキストで入力するだけで、多数のバリエーションをAIが生成してくれるため、短時間で多様なデザイン案を確認することができました。その中から最も気に入ったものを選び、さらに細部を調整して完成させました。
また、趣味としてデスクトップやスマートフォンの壁紙をデザインすることもあり、さまざまなスタイルのビジュアルを楽しむことができています。
SNS用のアイコンやおしゃれなバナー画像もこのツールで作成しており、そのクオリティの高さには毎回驚かされます。Leonardo.Aiのインターフェースは直感的で使いやすく、クリエイティブなプロジェクトを効率的に進めるのに最適なツールです。
さらに、CanvaがLeonardo.Aiを買収したことにより、今後は両者の技術が融合して、より高度なデザインツールとして進化することが期待されています。この動きにより、私たちユーザーはさらに多くのクリエイティブな可能性を手に入れることができるでしょう。
終わりに
今回紹介した3つのAIサービス、bolt.new、ChatGPT(GPTs機能)、Leonardo.Aiは、私の仕事やクリエイティブな活動において欠かせないツールとなっています。どれも課金して利用する価値があり、実際に業務効率の向上や創造性の発揮に大いに貢献してくれています。
これらのサービスに興味を持った方は、ぜひ一度使ってみてください。特に、自分の業務やプロジェクトに合わせて活用方法を工夫することで、AIが持つ可能性を最大限に引き出せるはずです。
この記事が皆さんのAIツール選びの参考になれば幸いです!